A Group of 18000 People Provided the Plasma in South Korea

18,000人の団体献血が大韓民国の血液供給を安定化させる

 

新型コロナウイルスによる血液不足現象が世界的に広がっている。去る1月、アメリカ赤十字社は患者の治療に大きな危険をもたらす「国家的血液危機」を宣言した。 続いて3月にも医療界非営利団体であるメモリアル血液センター(MBC)はO型の血液在庫量が1~2日分しか残っておらず、血液「非常事態」と発表し、1回当たり3人の生命を救うことができる献血参加を強く訴えた。

 

赤十字社によると、血液は事故などによる深刻な負傷、身体の手術過程、貧血、出産、がん治療など多様な目的で活用される。 しかし、血液は人工的に生産できないため、血液供給の唯一の解決策は献血にかかっていると専門家たちは言う。

 

大韓民国では平和団体の天の文化・世界平和・光復(以下、HWPL)と新天地イエス教会が協力し、教会聖徒およびHWPL会員1万8000人余りが4月18日から2週間献血に参加した。 この数字は大韓民国最大の団体献血と記録された。

 

チョ·ナムソン、大韓赤十字社の血液管理本部長は「オミクロンの影響がピークに達した時、新天地イエス教会が団体献血に乗り出した。 日照りの中の恵みの雨のようだった。 3日で6千人を達成したにもかかわらず、さらに続けて参加してくださったことに驚いた。 命を救おうという意識に感謝する」と明らかにした。

 

血液管理本部の関係者は、「この生命の分かち合う運動は本当に大きな仕事をしてくださった。 これは、軍隊の1つの軍団が1年間で献血するのと同じ規模だ。 この献血参加者数は韓国で一日に必要とする人数の4倍に近い数で、現在の血液需給危機状況の克服に大きく役立った」と話した。

 

また「去る2020年、新型コロナウイルスの治療剤開発のために聖徒たちが団体血漿提供に参加してくださった新天地イエス教会に感謝を申し上げる」と述べた。

 

 

韓国では献血者に献血証明書を発給する。この証明書は病院の治療費を支払う際に使用でき、患者に与えられる輸血費用を控除してもらうことができる。新天地イエス教会とHWPLのすべての献血者は輸血が必要な患者の経済的負担を減らすために認証書まで一緒に寄付した。

 

大韓民国の果川に本部を置く新天地イエス教会は、全世界に約300,000人の聖徒がおり、新型コロナウイルの初期拡散時期に多くの被害を受けたにもかかわらず、血漿提供、血液提供および様々なボランティア活動を通じて社会貢献に注力している。

 

大韓民国のソウルに本部を置くHWPLは、国連経済社会理事会および公報局傘下の非政府機構として、世界193カ国の市民社会団体および国際機構との連帯を土台に教育、救護、青年力量強化などを通じた長期的平和事業を遂行している。