HWPL-MOA with Ethiopia, Antigua, Commonwealth of Dominica

HWPL-エチオピア‧アンティグア‧ドミニカ国の教育部とMOA

左からエチオピア高等科学教育部、アンティグア・バーブーダ教育科学技術部、ドミニカ国教育人的資源部とHWPLが締結・更新した合意覚書。(提供:HWPL)ⓒ天地日報2021.6.16

 

◆HWPL-エチオピア教育界との縁

2019年10月16日、HWPLとエチオピア高等科学省がエチオピアの首都アディスアベバの高等科学教育部のオフィスでMOAを締結した。合意覚書には、サムエル・キープレキダネ教育部次官が署名した。HWPL国際部のメンバーは、平和教育に関する継続的なコミュニケーションを通じてMOA締結の調整を進めいたが、2019年、HWPLエチオピア派遣チームはサムエル次官を訪問、この時にサムエル次官は平和教育教材をエチオピアのカリキュラムに含めることができようにと教育カリキュラム担当部署長を紹介した。以後、双方の実務担当者間で、平和教育内容や教材のアイディアを共有し、また何度も議論した。 MOA締結後、HWPLは当局高等科学省が主管する教育行事に参加するなど、交流を続けている。

 

◆アンティグア・バーブーダ平和教育MOA

2019年4月19日、HWPLは南米のカリブ海地域の島国であるアンティグア・バーブーダの教育科学技術部とMOAを結んだ。教育科学技術部の合意覚書には、ローサ・グリナウェイ長官が署名した。アンティグア・バーブーダ教育科学技術部は17の傘下機関を保有している。傘下の主要機関として、国の教育機関、国際協力機関、州立大学機関、教育放送機関、学校給食機関などがある。アンティグア・バーブーダは、南北等距離外交を行っている国である。韓国とは1981年11月1日に、北朝鮮とは1990年11月27日に結んだ。

 

◆ドミニカ国、平和教育参加

2019年9月18日、HWPLはドミニカ国の教育人的資源部ともMOAを結んだ。その後、2021年4月23日に合意覚書の内容を一部追加・更新した。合意覚書には、ペーター・セントジャン教育相が署名した。ペーター・セントジャン教育相は教育人的資源部長官兼ドミニカ労働党総裁である。MOAを通じて、ドミニカ国の教育人的資源部はHWPLとの協力のもと平和教育を実施し、またHWPLの戦争終息・平和宣言(DPCW)を支持することを表明した。

 

◆各国の教育省庁と結んだ合意覚書の内容

まずHWPLは平和教育基本教科内容を提供し、平和教育教材の開発のための専門家育成・教育課程の開発と発展を支援する。また双方が共同で推進する平和教育プロジェクトと平和事業の事例を全世界に広報することを約束した。また、各国の教育関連省庁をHWPLの年次平和イベントに優先的に招待し、ニュースレター、チラシなどの平和教育に関する資料も提供することにした。

 

各国省庁は、すべての初等中等教育機関を監督し、平和教育研究の開発計画を作成し推奨することにした。平和教育研究プログラムの開発のためには補助金、人材、その他の追加的資源を配分するための基準も作成することにした。さらに、平和教育の公共性を確保することができるように広報し、環境を整え、各教育機関に対して平和教育プログラムや平和活動の実施、また最低でも年に一度の平和行事を行うこと推奨することになった。

出所 : 천지일보(http://www.newscj.com)